研究課題/領域番号 |
26860974
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
村田 泰彦 東北大学, 医学系研究科, 助教 (40716172)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | mTOR / 低酸素状態 / 低栄養状態 / 放射線抵抗性 / 癌肝細胞 / PLDR / 癌幹細胞 / 低栄養 / 低酸素 |
研究成果の概要 |
癌の放射線治療において放射線抵抗性細胞の存在は重要である。低酸素細胞は必ず低栄養状態にあることから低栄養状態も放射線抵抗性に関与していると考えられる。低酸素/低栄養状態での放射線抵抗性を選択的に解除する分子標的として細胞内栄養センサーmTORに着目した。通常、低栄養状態の細胞においてmTOR活性は抑制され放射線抵抗性を示すが、肝癌細胞においてmTORは活性化され放射線高感受性を示した。肝癌細胞のmTORの発現抑制によって放射線高感受性が抑制されmTORの放射線抵抗性への関与が示唆された。肝癌細胞においてmTORは低栄養状態での放射線抵抗性の選択的解除に関与する可能性が本研究によって示唆された。
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