研究課題/領域番号 |
26860992
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
柳本 和彦 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70531531)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 酢酸 / グリア細胞 / グルタミン酸ーグルタミンサイクル / 神経細胞 |
研究成果の概要 |
神経細胞とグリア細胞との間におけるグルタミン酸―グルタミン(Glu-Gln)サイクルの機能異常下における14C標識酢酸の取り込み量の変化について検討を行った。神経細胞又はグリア細胞を破壊する薬剤をラット脳内に直接微量注入しGlu-Glnサイクルを破綻させた結果、14C標識酢酸の取り込み量が低下することが判明した。またGlu-Glnサイクルのうちグリア細胞へのグルタミン酸の取り込み過程をジヒドロカイニン酸の脳内注入で阻害した場合にも14C標識酢酸の取り込みが低下した。これらの研究結果より14C標識酢酸の取り込み量はグリア細胞へのグルタミン酸の取り込み過程の影響を受けている可能性が示唆された。
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