研究課題/領域番号 |
26861056
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
三本 麗 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (70710333)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 乳癌 / DYRK2 / DYRK2 / エベロリムス / リン酸化酵素 / キーノード解析 / 翻訳後修飾 |
研究成果の概要 |
これまでに我々は癌細胞におけるリン酸化酵素DYRK2の働きについて研究を進めてきた。DYRK2は乳癌・卵巣癌において発現が減少しており、低発現の癌では抗癌剤耐性を獲得し予後不良である。DYRK2を恒常的に発現抑制細胞株においてmTOR パスウェイが活性化していることが、マイクロアレイを用いた解析により明らかとなった。mTOR阻害剤であるエベロリムスを添加するとDYRK2低発現の乳癌細胞では感受性が増加した。Xenograft modelにおける検討では、抗癌剤よりもエベロリムスでの腫瘍増殖抑制効果が高かった。これらの結果より、DYRK2の発現が低い乳癌ではエベロリムスが特異的に作用した。
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