研究課題/領域番号 |
26861067
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
貝田 佐知子 滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (70710234)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 高分子ミセル / ドラッグデリバリーシステム / 抗癌剤 / MRI造影剤 / 肝細胞癌 / 肝癌 / ドラッグデリバリー / polymeric micelle / drug delivery / hepatocellular carcinoma / Gd-DTPA / DACHPt |
研究成果の概要 |
プラチナ系抗癌剤であるDACHPtとT1強調MRI造影剤であるGd-DTPAの両方を内包したDACHPt/Gd-DTPA内包高分子ミセルを作成した。ミセルは直径約33nmで腫瘍内に選択的に送達でき、長い血中滞留性を有し、内包する薬剤の徐放性を併せ持つことを確認した。さらにMRI造影力の指標である緩和能はGd-DTPAに比べ20倍以上を示した。このミセルを肝癌移植ラットモデルに投与したところ、抗癌剤投与群、生理食塩水投与群に比べて生存期間が有意に延長した。MRI造影効果も同濃度のGd-DTPA投与群に比べ、腫瘍造影効果は有意に高く、かつ3時間以上持続した。
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