研究課題
若手研究(B)
ヒト正常腸管においてCD14-CD11c-細胞はCD141high細胞とCD141low細胞の2集団に細分化された。臨床検体10症例よりCD141high細胞とCD141low細胞を抽出しマイクロアレイ解析を行ったところ、これらの細胞集団は骨髄由来細胞とは異なる可能性が示唆される結果であった。さらに表面マーカーの解析により、CD141high細胞はCD34陽性CD31陽性CD45陰性であり血管内皮細胞と考えられた。一方、CD141low細胞はCD45陽性の骨髄由来細胞と大部分のCD45陰性の非骨髄由来細胞の2集団で構成されていた。