研究課題/領域番号 |
26861069
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
阪本 卓也 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (40645074)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 胆道癌 / 上皮間葉転換 / ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤 / SMAD4 / TGF-β1 / 化学療法抵抗性 / ヒストン制御 |
研究成果の概要 |
本研究では、胆道癌細胞株において、ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤の一種であるvorinostatが、癌の悪性度に関与する上皮間葉転換 (Epithelial-mesenchymal transition; 以下EMT) を阻害し、化学療法抵抗性を減弱させることを示した。その機序として、EMT誘導因子であるTGF-β1のシグナル伝達分子であるSMAD4の核内移行を阻害することを示した。また、gemcitabine耐性株を皮下移植したマウスにおいて、vorinostatとgemcitabineの併用はgemcitabine単剤と比較して生存期間の延長を認めた。
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