研究課題/領域番号 |
26861081
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉屋 匠平 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 共同研究員 (20717079)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 肝再生 / apelin / APJ / クッパー細胞 / クッパ-細胞 |
研究成果の概要 |
APJ-apelin系の阻害約でであるF13Aを用いて肝切除後肝再生への影響を検討した。F13A投与により肝重量/体重比は有意に亢進し、肝傷害の指標である血清肝酵素の上昇は有意に低かった。また肝細胞増殖および細胞周期シグナルも亢進していた。その機序としてクッパ-細胞の活性化(TNF-αの上昇)が認められ、IL-6上昇、細胞内シグナルとしてはSTAT3、MAPkinaseの亢進からの肝再生の促進が考えられた。in vitroで肝細胞、クッパ-細胞、星細胞への影響を検討したところクッパー細胞のみ濃度依存性の影響を認めた。また大量肝切除モデルに対し生存率改善(15%→59%)の治療効果を認めた。
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