研究課題/領域番号 |
26861083
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
戸島 剛男 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (40608965)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | オートファジー / 肝再生 / 肝障害 / 脂肪肝 / 肝切除 / 肝臓 / 肝移植 |
研究成果の概要 |
各実験系より以下の結果が得られた。(1)マウス再生肝においてオートファジー(AP)の活性化を認めた。(2)オートファジーKOマウスでは、肝組織ATPの低下を認めるとともに、ミトコンドリア(Mt)の障害を認めるとともにβ酸化関連酵素の低発現を認めた。(3)肝再生が遅延する脂肪肝マウスにおいて、オートファゴソームの局在が細胞質から脂肪内へ変化していた。以上より、APは再生時の肝細胞で活性化し、肝再生に重要な役割を果たしていた。この機序としてはMtにおけるβ酸化を介したエネルギー産生が重要であると考えられ、脂肪肝における肝切除後においてAPを介して脂肪代謝及び肝再生に寄与することが示唆された。
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