研究課題/領域番号 |
26861086
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
足立 智彦 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (60437879)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 膵癌 / 血中循環癌細胞 / 肝転移 / 循環癌細胞 / 門脈 |
研究成果の概要 |
CTCの有無に関し、膵頭部癌8例において末梢血からは1例もCTCは検出されず。一方腫瘍摘出前の門脈/動脈血では2/8例(25%)に、腫瘍切除後の門脈血から2/8例(25%)(1例重複)が検出される。それら検出あり3/8例(37%)の予後に関し、検出なしと比しても、平均生存期間は共に37ヶ月と予後に差異無し。初発の再発部位が肝臓の症例は1例のみだが、これは腫瘍切除前後ともに門脈内にCTCが検出された唯一の症例。CTCにおける糖鎖抗原発現の検討あるいは、マウスへのCTC移植実験は、CTC検出症例における実検出細胞数が全て1個/7.5ml血中と非常に少なく、CTC確保が困難であり検討不能であった。
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