研究課題/領域番号 |
26861103
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
加藤 文彦 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90573428)
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研究協力者 |
和田 則仁 慶應義塾大学, 医学部, 講師
林田 哲 慶應義塾大学, 医学部, 助教
北川 雄光 慶應義塾大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 胃癌 / HOXB9 / バイオマーカー / リンパ管新生 / VEGF-D / 上皮間葉移行 / 血管新生 |
研究成果の概要 |
HOXB9がいくつかの腫瘍の悪性度と相関すると近年報告されている。今回の研究では胃癌切除検体69例のHOXB9発現を免疫染色法にて評価し、予後および免疫組織学的因子との関係を検討した。結果、HOXB9陽性群では腫瘍深達度、リンパ節転移、リンパ管浸潤、静脈浸潤が優位に多く、全生存率が悪い傾向があった。さらに、胃癌細胞株TMK-1においてHOXB9発現亢進によるリンパ管新生マーカーの発現の変化を調べた。結果、HOXB9高発現細胞株ではマーカーの一つであるVEGF-D発現が亢進していた。HOXB9発現は胃癌において、リンパ管新生さらにはリンパ節転移を導き、予後を増悪させる可能性が示唆された。
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