研究課題/領域番号 |
26861134
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
山田 健二 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 外来研究員 (70645069)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肺癌 / TRU-type 肺腺癌 / TTF-1 / p63 / 組織幹細胞 / 培養法 / Wntシグナル / 発がんモデル / TRU / 初代培養 |
研究成果の概要 |
末梢肺に発生するTRU型肺腺癌は、非喫煙者・EGFR変異例が多いことなどが近年の研究でわかってきました。このタイプの肺癌は禁煙による予防効果が期待できないため、その本態解明と予防・根治法の開発が急務です。本研究ではこれまで長期培養が困難であったTRU型肺腺癌の起源細胞と想定されるヒト正常TTF-1陽性細胞の培養法を確立し、これまでほとんど認識されていなかったTTF-1/p63共陽性という特徴的な細胞を同定し、その性質の一部を明らかにしました。私はこの細胞をTRU上皮幹細胞かつTRU型肺腺癌の起源細胞と捉えることで、これまで明らかにされてきたTRU型肺腺癌の特徴をうまく説明できると考えています。
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