研究課題/領域番号 |
26861147
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
舟木 健史 京都大学, 医学研究科, 助教 (70555094)
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研究協力者 |
宮本 享 京都大学, 大学院・医学研究科・脳神経外科, 教授 (70239440)
高橋 淳 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 教授 (90551408)
高木 康志 徳島大学 (40312227)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | もやもや病 / 生活の質 / 社会的アウトカム / 認知機能 / moyamoya disease / quality of life |
研究成果の概要 |
もやもや病は原因不明の脳血管疾患であり、小児例では主に脳虚血症状で発症する。本研究の目的は、小児もやもや病の成人後の予後を調査するとともに、それに影響すると思われる小児期の認知障害特性とその要因、効果的介入法を明らかにすることである。成人後の課題として遅発性脳出血(出血転化)と社会適応困難の2つが浮き彫りとなり、特に社会適応困難は10~20%の患者にみられ、脳梗塞や慢性的前頭葉血流不足がその要因として疑われた。脳梗塞を認めた患児では作業記憶、同時・継時処理、注意等の認知処理機能低下が認められ、成人後のQOL低下を予防するための、小児期の作業療法的・脳神経外科的介入の有効性検証が今後望まれる。
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