研究課題/領域番号 |
26861150
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
杉本 香奈 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00581034)
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連携研究者 |
森 勇樹 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教 (20443806)
田中 潤也 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70217040)
松本 博志 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60263092)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 脳梗塞 / オキシトシン受容体 / オキシトシン |
研究成果の概要 |
本研究では、脳梗塞の病態進行に及ぼすオキシトシンの効果を検討するために、脳梗塞モデルラットを用いて脳梗塞後におけるオキシトシン受容体(OXTR)の発現変化を解析した。ラットの脳を、施術6時間~7日後に摘出し、梗塞巣、その周辺領域、正常領域を回収し、OXTR mRNAの発現量を解析した。その結果、施術1日後の梗塞巣周辺領域においてOXTR mRNAの発現が上昇した。更に、これらの発現上昇は前頭葉の梗塞巣周辺領域で著しく高いことが分かった。以上より、OXTRは脳梗塞後特定の期間に梗塞巣周辺領域で発現が亢進することが分かった。これらの結果をもとに、オキシトシンを脳梗塞の治療に結びつける予定である。
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