研究課題/領域番号 |
26861161
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
山内 忍 獨協医科大学, 医学部, 助教 (70433589)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 硫酸化糖鎖 / プロテオグリカン / 硫酸基転移酵素 / 脳微小環境 / 神経幹細胞 / 神経細胞 / グリア細胞 / 神経分化 / 神経系細胞 |
研究成果の概要 |
神経幹細胞分化制御に関わるグリコサミノグリカン(GAG)の役割を明らかにするため、胎児ラット脳から調製した神経幹細胞、ニューロン、グリア細胞を用いて、各細胞に発現するGAG糖鎖構造の推定をおこなった。GAG糖鎖構造の修飾に関与する酵素遺伝子の発現解析の結果、神経幹細胞とその分化後の神経系細胞との間でGAG糖鎖構造全体に著しい構造変化が起きている可能性が明らかになった。この結果は、GAG糖鎖が神経幹細胞の分化過程で構造変化を起こすことで細胞外マトリックス分子や増殖因子等の生理活性分子との相互作用を介して神経幹細胞の分化を制御している可能性を示唆する。
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