研究課題/領域番号 |
26861163
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
大木 宏一 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (10348633)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 脳梗塞 / 神経幹細胞 / iPS細胞 / 細胞移植 / 機能障害 / 行動解析 / 亜急性期 / 機能解析 / 幹細胞移植 |
研究成果の概要 |
脳梗塞の新規治療法として神経幹細胞移植が考えられているが,適切な移植時期の検討は行われていない.従来は脳梗塞後急性期での移植の検討が多く行われていたが,本研究ではマウス脳梗塞モデルで亜急性期に細胞を移植し,効果と機序を検討した. 脳梗塞3週後の亜急性期においても,iPS細胞由来神経幹細胞の移植により機能回復が促進された.しかし非移植群においても緩徐に機能障害は回復し,梗塞14週後の時点では両群に大きな差異は認められなくなった.また機能回復の促進は移植細胞の生存とは関連がなく,この効果は移植細胞が新規神経回路を構築するneural replacement効果によるものではないと推測された.
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