研究課題/領域番号 |
26861166
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
北村 洋平 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (30445382)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 頭蓋底軟骨肉腫 / 脊索腫 / IDH1/2 / brachyuryタンパク質 / 軟骨肉腫 / brachyura / 遺伝子異常 / brachyury |
研究成果の概要 |
頭蓋底部に生じる軟骨肉腫と脊索腫とは画像所見や病理組織所見が非常に似ているため、鑑別が困難な事がしばしばあります。 今回私たちは頭蓋底軟骨肉腫について染色体コピー数異常、isocitrate dehydrogenase(IDH)遺伝子突然変異、brachyuryタンパク質の発現を調べ、脊索腫のそれらと比較をしました。 その結果、軟骨肉腫において高頻度でIDH1遺伝子の突然変異を認めたの対し、脊索腫では認めませんでした。また脊索腫で多く見られるbrachyuryタンパク質の発現は軟骨肉腫では認めませんでした。今回の結果から、これらの検査が鑑別において非常に有用であると考えられました。
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