研究課題
若手研究(B)
腫瘍に侵された骨組織を液体窒素で凍結させると腫瘍は死滅することがすでに報告されている。今回、イヌの動物実験において、脊椎の再建に液体窒素で凍結した骨を使用したところ、新鮮な骨を用いるよりも骨癒合の速度は遅かったものの、新鮮骨と同様に完全な骨癒合が得られることが判明した。これにより腫瘍脊椎骨全摘術において、摘出した腫瘍に侵された脊椎骨を液体窒素で凍結し、移植骨として使用しても問題なく骨癒合すると言える。
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