研究課題/領域番号 |
26861181
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
岡本 正則 信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (50596781)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Wntシグナル / Wnt5a / Lrp5/6 / 骨芽細胞分化 / 骨形成 / 骨肉腫 / 骨芽細胞 / Lrp5/6 / 骨代謝 |
研究成果の概要 |
Wntは、βカテニンを介する古典経路と、それを介さない非古典経路によって骨形成を調節する。非古典経路のリガンドであるWnt5aは様々な細胞において古典経路に対して抑制的に働く。しかし骨芽細胞分化においては、古典経路と非古典経路は互いに協調しあう。本研究の結果少なくとも骨芽細胞分化においてWnt5aは、古典経路の共受容体であるLrp5/6の発現を調節することで古典経路を促進し、骨形成に対しても促進的に働くことが明らかになった。 また骨芽細胞系の悪性腫瘍である骨肉腫においても、Wnt5aは同様の作用を持つことが明らかになった。さらにWnt5aが骨肉腫の増殖能や遊走能を制御していることが示唆された。
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