研究課題/領域番号 |
26861242
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
西和田 忠 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20649165)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | トラマドール / Oデスメチルトラマドール / viability / アポトーシス / 細胞増殖能 / 肺癌 / 増殖能 / SH-SY5Y / 神経細胞毒性 / ネクロスタチン / 全身麻酔薬 |
研究成果の概要 |
神経細胞に対する全身麻酔薬・局所麻酔薬の毒性をミノサイクリン等が抑制できるかについて、ヒト神経芽細胞腫株SH-SY5Yを用いて研究を進めた。ブピバカインによる細胞毒性に対し、モルヒネ、ネクロスタチンがそのviabilityを改善することを明らかにしたが、細胞傷害をみた研究では逆に細胞傷害を亢進した。次に麻酔科関連薬剤、特にトラマドール及びその活性代謝物(Oデスメチルトラマドール)が癌細胞に与える影響についてヒト肺癌細胞株H358を用いて研究し、それらが癌細胞のviabilityを低下させることを明らかにした。また、その機序がアポトーシス増加もしくは細胞増殖能抑制ではないことも明らかにした。
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