研究課題/領域番号 |
26861259
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高橋 さゆり 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40313217)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 前立腺癌 / Wntシグナル / Wnt / Androgen Receptro / Prostate cancer / Wntシグナル / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
前立腺全摘症例のホルマリン包埋切片よりWntのRNA発現を計測したところGleason Scoreにより有意に差を認め、前立腺細胞癌株のWnt5BのRNAノックダウンにより各成長因子の発現が低下。またWnt5B投与にて細胞増殖、浸潤能は亢進。さらに当院外来受診患者で骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌と診断された59 症例を非転移性前立腺癌患者群と、ELISA法にて血清Wnt5Bを比較した結果、Wnt5Bの前立腺癌骨転移との有意な関連性を認めた。Wnt5Bは前立腺癌の悪性度と相関し、増殖、浸潤能を亢進、さらに転移の過程で血中分泌量が増大することが解明され臨床応用の可能性が示唆された。
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