研究課題/領域番号 |
26861269
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山中 和明 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (10648017)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腎移植 / 急性細胞性拒絶反応 / バイオマーカー / ケモカイン / 移植・再生医療 / 拒絶反応 |
研究成果の概要 |
臓器移植において、細胞性拒絶反応(TCMR)を非侵襲的に早期診断を行うことは重要である。我々はケモカインに注目し、ラット腎移植TCMRモデルを作成し、その移植腎でCCL2、CCL3、CCL5、CXCL9、CXCL10のmRNAがより早期から有意に上昇することを確認した。ヒト移植患者の移植腎生検で、TCMRと診断された患者では、非TCMR患者と比較し、flow cytometryで測定した血清CXCL9、CXCL10、CCL5が有意に上昇しており、ROC曲線からTCMRの診断予測には、血清CXCL10が最も適していた。血清CXCL10はTCMRの有効な診断ツールとなりうることを示唆した。
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