研究課題/領域番号 |
26861271
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
清水 翔吾 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (90721853)
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研究協力者 |
齊藤 源顕 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 教授 (60273893)
清水 孝洋 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 准教授 (00363276)
東 洋一郎 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (80380062)
中村 久美子 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 技術専門職員 (30398052)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アンジオテンシンⅡ / 排尿 / 排尿筋過活動 / 過活動膀胱 / 活性酸素 / 排尿反射 / 頻尿 / 中枢性 / 脳内活性物質 |
研究成果の概要 |
尿意切迫感を必須とし頻尿または夜間頻尿を伴う過活動膀胱は患者の生活の質を著しく低下させる。しかし、病態発症の詳細な分子機構は明らかになっていない。申請者らは、動物実験において、脳内伝達物質の一つであるアンジオテンシンⅡ (AngⅡ)が排尿反射の短縮を惹起させることを明らかにした。また、その反応は、AngⅡタイプ1 (AT1) 受容体拮抗薬を脳室内前処置によって、減弱された。そして、AT1受容体の下流にあるNADPH oxidase(Nox)阻害薬の脳室内投与は排尿間隔の乱れを誘導した。脳内のAngⅡ/AT1受容体/Nox経路は、排尿反射の亢進、つまり頻尿に関与することが示唆された。
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