研究課題/領域番号 |
26861285
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
柴田 泰宏 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (10534745)
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研究協力者 |
佐々木 昌一 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (50225869)
鵜川 眞也 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20326135)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 前立腺肥大症 / GDNF / 前立腺 / GZF1 / 前立腺肥大症モデルラット |
研究成果の概要 |
私たちはこれまでに胎児ラットの前立腺原器である泌尿生殖洞を成体雄ラットの前立腺被膜下に移植することで得られる間質増生主体の前立腺肥大症モデルを作成し研究してきた。その結果、GDNF(grial cell-derived neurotrophic factor)が正常前立腺に比較して前立腺肥大モデルに高発現していることが確認された。ヒト前立腺由来の細胞株へGDNFを投与した結果、間質由来成分の増殖能が増大した。また、ヒト前立腺肥大症組織において、前立腺体積とRETの発現が相関する傾向が見られた。これらより、前立腺肥大の発生機序の1つにGDNFシグナル系が関与していることが示唆された。
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