研究課題/領域番号 |
26861289
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
井上 剛志 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30719539)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 膀胱癌 / 上皮内癌 / がん幹細胞 / DNAメチル化 / 膀胱上皮内癌 / BCG / 上皮間葉転換 |
研究成果の概要 |
1) in vitro T24においてはSOX2、OCT3/4、Nanog、TWISTの発現はBCG処理後に低下した。コロニー形成細胞数はUMUC3で著明に多かった。また、SOX2、OCT3/4をノックアウトしてBCG処理を行うと両細胞で著明な抗腫瘍効果を認めた。BCG抵抗性はがん幹細胞数により規定されることが示された。2) in vivo上皮内癌30例を対象とした免疫染色では、SOX2、OCT3/4、Nanog、Snailの発現はBCG抵抗性を示した9例と奏効した21例に有意差を認めなかった。一方、DNAメチル化解析ではSOX2とOCT3/4のDNAメチル化は抵抗例で有意に低かった。
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