研究課題/領域番号 |
26861295
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
弓削 和之 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (70464906)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 膀胱癌 / 喫煙 / 抗癌剤耐性 / ニコチン / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
我々はニコチンが腫瘍にどのように影響を与えるのかを調査した。膀胱癌細胞株を用いてニコチン・シスプラチン(CDDP)・PI3K/mTOR阻害薬(BEZ)による影響を調査した。ニコチンを曝露させた所、細胞のviabilityが上昇し、pS6の活性上昇を認めた。BEZ投与は活性上昇したpS6を有意に抑制した。マウス皮下腫瘍モデルに対しニコチンの投与を行うと、腫瘍体積は有意な増大を認め、CDDP投与にても腫瘍縮小効果は確認できず、治療抵抗性獲得が示唆された。尿路上皮癌においてニコチンがPI3K/Akt/mTOR経路を介し腫瘍増殖や抗癌剤耐性の獲得に関連があることが示唆された。
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