研究課題/領域番号 |
26861300
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (80445329)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 尿路上皮癌 / 血管新生 / エピジェネティクス / 血管内皮細胞 / 血管新生阻害剤 / 上皮間葉転換 / メチル化 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
尿路上皮癌におけるVasohibin-1(VASH1)とVasohibin-2(VASH2)について研究した。VASH1は癌組織の間質の血管内皮細胞に特異的に発現していた。遺伝子の転写抑制するEZH2が、Histon H3コア蛋白の27番目のlysine(H3K27)をメチル化(H3K27me3)してVASH1遺伝子の発現を制御する可能性があるため、ヒト尿路上皮癌の検体においてEZH2とH3K27me3の免疫染色を行い、検討した。EZH2とH3K27me3の発現は、癌の核異型度と病期に関連し、H3K27me3とVASH1の発現には関連を認め、エピジェネティクスな制御を受ける可能性が示唆された。
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