研究課題/領域番号 |
26861323
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
新美 薫 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (20571334)
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研究協力者 |
中村 謙一 名古屋大学, 医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 絨毛性腫瘍 / 絨毛癌 / hCG / 糖転移酵素 / C2GnT / 糖鎖 |
研究成果の概要 |
糖転移酵素C2GnTは、絨毛癌細胞株、絨毛癌及び侵入奇胎組織では強発現していたが、胞状奇胎では低発現であった。次に、絨毛癌細胞を用いてsiRNAを遺伝子導入することによりC2GnTの発現を抑制して実験を行った。C2GnT発現抑制により、遊走能及び浸潤能が抑制された。さらにC2GnTの発現抑制により、細胞外基質であるfibronectin, Collagen I, Collagen IVへの接着も抑制された。また、血管内皮細胞HUVECへの接着も抑制された。 糖転移酵素C2GnTの機能の究明は、絨毛細胞悪性化メカニズムの解明につながると考えられる。
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