研究課題/領域番号 |
26861329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
前川 亮 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (90598749)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | DNAメチル化 / NRG1 / 子宮筋腫 / EGR / HIF2 / mRNA発現 / 低酸素 |
研究成果の概要 |
子宮筋腫発症のマスター遺伝子を探すべく、網羅的発現データでネットワーク解析を行い更にDNAメチル化異常を有する遺伝子を絞り込み、筋腫低発現のHIF2と高発現のNRG1を得た。子宮平滑筋細胞(UtSMC)においてHIF2のノックダウン、NRG1の強制発現を行いこれら遺伝子の作用を検討した。HIF2はUtSMCでの発現が低く検討が困難であった。NRG1を強制発現した細胞では、TGFβシグナリングやWnt/βカテニンシグナリングなどの子宮筋腫で活性化されているpathwayが活性化されていた。これらpathwayは細胞増殖に関与しており、子宮筋腫の発症や進展におけるNRG1の関与を示唆している。
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