研究課題
若手研究(B)
ウイルス性嗅覚障害の病態生理については不明な点が多く詳細は不明である。本研究ではウイルスに対する宿主免疫応答に伴う2次的な組織傷害および傷害後の組織再生に焦点を当て解析した。ウイルス感染に関与するToll-like receptor 7の人工リガンドを経鼻投与したが炎症細胞浸潤や嗅上皮の傷害は認められなかった。メチマゾール腹腔内投与による嗅上皮傷害後の組織再生に関してマクロファージ枯渇モデルマウスを作成し解析した結果、マクロファージ枯渇群において組織再生が不良であり、マクロファージが嗅上皮再生に関与していることが示唆された。
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