研究課題
若手研究(B)
細胞膜に多く存在するスフィンゴ脂質から代謝されるセラミドを用いて、頭頸部癌に対する抗腫瘍効果を検討した。ヒト舌癌細胞異種移植モデルマウスを作成し、グルコシルセラミドを経口摂取させたところ、腫瘍発育の抑制効果を確認した。そのメカニズムとして、血管新生を促すVEGFやVEGFレセプター、HIF1-αのシグナル発現の抑制が影響している可能性を示唆した。その他癌浸潤・転移および癌新生におけるセラミドの抗腫瘍効果についても検討を進めている。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)
International Journal of Clinical Oncology
巻: 20(3) ページ: 438-446
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