研究課題/領域番号 |
26861391
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田浦 政彦 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (20648026)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 甲状腺癌 / 食細胞 / 活性酸素 / Nox / Duox / 貪食 / sTNF-R / 唾液腺癌 / 腫瘍マーカー / 頭頸部扁平上皮癌 / 活性酸素生成酵素NOX / 慢性中耳炎 / 白血球貪食能 / 白血球殺菌能 / 難聴 / NADPHオキシダーゼ / 頭頸部悪性腫瘍 / 扁平上皮癌 |
研究成果の概要 |
頭頸部癌と活性酸素生成酵素Nox、甲状腺癌と活性酸素生成酵素Duoxに関する研究を行った。頭頸部癌ではNoxやDuoxによる活性酸素生成能が低下し、貪食細胞による殺細胞力の低下が癌の進行に影響する、という仮説を立てた。頭頸部扁平上皮癌ではNox2が発現しているが、初期癌と進行癌で発現量に差を認めなかった。甲状腺癌では進行癌でDuoxの発現低下を認め、Duoxが癌の進行度に影響していることが示唆された。頭頸部癌では、食細胞による貪食能やアポトーシス関連サイトカインが低下してる、という仮説を立てた。貪食能やサイトカインの低下はなく、sTNF-R1型と2型が有意に上昇ているという結果が得られた。
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