研究課題/領域番号 |
26861395
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
伊勢 桃子 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (20573596)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Tis21遺伝子 / ラセン神経節細胞 / アデノウイルスベクター / 遺伝子導入による難聴治療 / らせん神経節 / Tis21 / 薬剤性難聴 / ラセン神経節 / マウスラセン神経節細胞 / シスプラチン / マウス |
研究成果の概要 |
マウス蝸牛正円窓に対する注入処置が困難であったため、モルモットを用いた。また、難聴化についてはシスプラチンを扱う実験環境が整わなかったため、ゲンタマイシン筋肉注射とエタクリン酸静脈注射による難聴化処置を行った。難聴化処置を行い、Ad-Tis21-GFPを蝸牛正円層より投与し、処置1日後、2週間後、1か月後に聴力評価を行った。2週間後には大きな差異は認めなかったが、1か月後には改善を認めた。また、らせん神経節細胞数カウントを行うと、2週間後、1か月後に明らかな差を認めた。すなわちTis21を内耳に導入することでらせん神経節細胞の保護効果を認め、ひいては難聴の進行抑制効果をもたらすことが示された。
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