研究課題/領域番号 |
26861447
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
相馬 剛至 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70582401)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 角膜実質 / 生体適合性架橋剤 / フェムト秒レーザー / 角膜再生医療 / アテロコラーゲン |
研究成果の概要 |
実験用家兎においてポリエチレングリコールとモデルペプチドからなる生体適合性架橋剤とフェムト秒レーザーを用いた角膜実質再生治療法の開発を行った。家兎実質に対しフェムト秒レーザーを用いて水平方向の切開を行い、生体適合性架橋剤とⅠ型コラーゲンの混和物を注入した。術後、細隙灯顕微鏡および前眼部光断層計にて角膜実質の中層に実質層が確認された。また、組織学的検討においても角膜実質中層に人工実質層が確認された。一方、注入部位において血管侵入や炎症細胞の浸潤は認めなかった。新たな生体適合性架橋剤とフェムト秒レーザーを融合させた角膜実質再生治療は、菲薄化角膜に対する有効な治療法になる可能性が示唆された
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