研究課題
若手研究(B)
我々はこれまでの研究において、予後良好な神経芽腫症例に高発現するアダプター蛋白質であるSrc homology 2 domain containing F (Shf) が、受容体型チロシンキナーゼであるanaplastic lymphoma kinase (ALK) と結合し、相互作用を示すことを発見した。またShfはPDGF受容体や神経成長因子NGF受容体TrkAと結合することも既に報告されている。今回の研究ではALK、PDGF受容体およびTrkAとの相互作用の解析を進めることでShfの機能をさらに詳細に解明しようと試みたが、残念ながら期間内に有意義な成果をあげることはできなかった。