研究課題/領域番号 |
26861520
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
川本 英嗣 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (20577415)
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研究協力者 |
岡本 貴行 三重大学, 大学院医学系研究科 分子病態学, 助教 (30378286)
今井 寛 三重大学, 医学部附属病院 救命救急センター, 教授 (00184804)
島岡 要 三重大学, 大学院医学系研究科 分子病態学, 教授 (40281133)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Thrombomodulin / LFA-1 integrin / Mac-1 integrin / トロンボモジュリン / LFA-1インテグリン / Mac-1インテグリン / セリンスレオニンリッチドメイン / ICAM-1 / インテグリン / 凝固と炎症のクロストーク |
研究成果の概要 |
白血球表面上に発現するLFA-1とMac-1インテグリンは血管内皮上のインテグリンリガンド(ICAM-1,2)と結合する。この結合は炎症時の白血球の血管内皮への接着と遊走を制御している。我々は①血管内皮上に存在する抗凝固因子のトロンボモジュリン(TM)が白血球のLFA-1、Mac-1インテグリンと結合すること、さらに②この結合部位はTMの細胞外ドメインのセリンスレオニンリッチドメインであることを同定した。この発見は炎症時に認められる白血球と血管内皮細胞の接着において、TMが血管内皮細胞上でICAM-1,2とともに白血球との結合に関与している可能性を示唆している。
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