研究課題
若手研究(B)
制御性T細胞(Treg)は免疫抑制の中心であるが、心筋梗塞における Tregの役割は不明な点が多い。本研究の目的は、急性心筋梗塞における過剰な免疫反応を抑制する事で、その障害を抑制する事である。マウスを用い、心筋梗塞後の梗塞範囲、リモデリングの程度の評価を行った結果、Treg欠損マウスとコントロール群間に有意差は認めなかった。そこで、同様に免疫細胞を抑制するサイトカインであるIL-10に注目し、そのファミリーサイトカインであるIL-22に注目した。マウスにIL-22を投与した結果、心筋梗塞範囲が減少する傾向を認めた。現在nを重ね、そのメカニズム解明を試みているところである。
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Circ J
巻: 印刷中
130005083944
PLOS ONE
循環器内科
巻: 77 ページ: 68-74