研究課題
若手研究(B)
舌下免疫療法は抗原(アレルゲン)を口腔粘膜から吸収させ、全身に免疫寛容を誘導し症状の改善を図る根本的なアレルギー治療法である。これまで制御性T細胞が抗原舌下投与後の免疫寛容成立に重要であると考えられていたが、その誘導機構は不明であった。本研究により、口腔粘膜に存在する樹状細胞が舌下投与された抗原を顎下リンパ節へと運搬し、そこで抗原特異的制御性T細胞を誘導することが明らかとなった。今後、口腔粘膜樹状細胞を標的とした新たなアレルギー治療戦略の開発が期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 備考 (2件)
Clinical and Experimental Allergy
巻: 45 号: 3 ページ: 677-686
10.1111/cea.12329
journal of dental research
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http://www.oral-immunology.dent.tohoku.ac.jp/
http://www.oral-immunology.dent.tohoku.ac.jp/index.html