研究課題/領域番号 |
26861559
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
佐藤 正樹 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (80598855)
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連携研究者 |
田﨑 雅和 東京歯科大学, 歯学部歯学科, 教授 (40155065)
澁川 義幸 東京歯科大学, 歯学部歯学科, 准教授 (30276969)
木村 麻記 東京歯科大学, 歯学部歯学科, 助教 (90582346)
岡林 堅 日本大学, 生物資源科学部獣医学科, 講師 (20409072)
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研究協力者 |
倉澤 馨 東京歯科大学, 歯学部歯学科, 学部6年
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 象牙芽細胞 / 細胞外水素イオン / TRPチャネル / 上皮性Na+チャネル / 酸感受性Gタンパク共役型受容体 / 酸刺激 / 酸感受性イオンチャネル / 酸感受性CGRP / カルシウムイメージング / アミロライド / 酸感受性代謝調節型受容体 / amiloride |
研究成果の概要 |
歯を作る象牙芽細胞は知覚過敏に代表される鋭利痛を発生する感覚受容細胞として働いていることが明らかになってきた。虫歯や歯肉炎によって象牙質が露出すると、象牙質に無数に開いた象牙細管が口腔内に露出する。この細管内に虫歯菌が侵入し、酸で歯を溶かすと虫歯になり痛みが発生する。しかしなぜ酸が歯痛を誘発するかは不明であった。そこで培養象牙芽細胞への酸刺激は細胞内のカルシウム濃度の増加を誘発した。象牙質表面への酸刺激は、象牙芽細胞の酸感受性受容体(TRPV1, ENaC, GPR4)で感知され、カルシウム濃度依存的なカルシウム輸送が生じる結果、反応性象牙質形成が促進することが示唆された。
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