研究課題
若手研究(B)
我々は、これまでに歯髄線維芽細胞が分泌するタンパク質に絞りマクロファージのTNF-α誘導因子の同定を行ってきた。今回は蛋白以外の候補分子、特に細胞外分泌核酸に焦点を絞り、その同定を進めてきた。大量の培養上清からDNA、mRNAを濃縮・回収しTHP-1に作用させた結果、TNF-α産生誘導能は僅かに存在する程度であった。回収したDNA、mRNA単独では僅かなTNF-α産生誘導能しか存在しなかったが、歯髄細胞から産生されるタンパク質との相互作用によってTHP-1からのTNF-α産生誘導能を増加させる可能性は考えられるため現在検討を行っている。
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