研究課題/領域番号 |
26861709
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
今上 修一 富山大学, 大学病院, 助教 (80456392)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 免疫化学療法 / 口腔癌 / マウスモデル / 免疫抑制 / 免疫抑制細胞 / 化学療法剤 |
研究成果の概要 |
本研究では、SCC7マウス口腔癌モデルを用い、ゲムシタビンの低用量投与を行った。担癌マウスの腫瘍はコントロールと比べて有意に増殖が抑制され、腫瘍細胞のアポトーシスが増強していた。摘出した担癌マウスの各種臓器の免疫細胞分布を解析したところ、腫瘍局所では、ゲムシタビンの投与によってMDSCとB細胞が有意に減少していた。腫瘍組織内では、樹状細胞上のCD80、CD86などT細胞共刺激分子群の発現が増強していることが確認された。低用量の抗がん剤を投与した担癌マウスの腫瘍細胞表面上においても、T細胞共刺激分子やVCAM-1やP-selectinなど、免疫細胞の接着に関わる分子群の発現が増強していた。
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