研究課題
若手研究(B)
シェーグレン症候群(SS)は涙腺や唾液腺をはじめとする外分泌腺のリンパ球浸潤を主体とする慢性の炎症性疾患であるが、その発症や病態進展については不明な点が多い。最近の研究では、その要因の一つとしてウイルスの関与が示唆されているが、その中でもヒトT 細胞白血病ウイルスI 型(HTLV-1)に着目した。HTLV-1(陽性) SSと陰性SSでは臨床症状や検査結果で違いがみられ、口唇腺の病理組織ではHTLV-1に感染したT細胞が導管周囲に集積しており、白血病の新規治療薬として着目されているケモカイン受容体 CCR4 を強く発現していたことから病態形成への関与が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 3件、 招待講演 4件)
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