研究課題/領域番号 |
26861748
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 朝日大学 (2015-2016) 明海大学 (2014) |
研究代表者 |
梅村 直己 朝日大学, 歯学部, 助教 (80609107)
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研究協力者 |
大越 絵実加 青森大学, 薬学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | がん幹細胞 / 口腔扁平上皮癌 / 化学療法 / 口腔がん / 薬剤耐性 |
研究成果の概要 |
口腔扁平上皮癌細胞におけるがん幹細胞の治療抵抗性の克服を目指し、口腔扁平上皮癌細胞株をシスプラチン化学療法剤を含む培養液で培養し続けて、シスプラチン耐性口腔扁平上皮癌細胞を作成した。その結果、シスプラチンに耐性を有する口腔扁平上皮癌細胞は、シスプラチンだけでなく他の薬剤に対しても耐性を有していた。さらに多剤耐性口腔扁平上皮癌細胞を解析をしたところ、がん幹細胞マーカーであるCD44の発現が上昇していた。また、ABCG2も発現しており、薬剤排出能が上昇していた。これらのことから、薬剤に対する治療抵抗性獲得とがん幹細胞の発現とABCG2の発現には何らかの関連があることが示唆された。
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