研究課題
若手研究(B)
口唇口蓋裂は外表先天異常の中で最も高頻度で現れる多因子遺伝疾患であり、以前より数多くの原因遺伝子が報告されてきた。今回の研究によって、ベトナム人口唇口蓋裂においては、IRF6遺伝子マーカーに強い統計学的有意差が認められた。そして微弱ながらもFOXE1 遺伝子とMAFB遺伝子にも単純なTDT解析においては有意差を認めた。しかしながら、日本人口唇口蓋裂においてはVAX1遺伝子のみに有意差が認められ、同じアジア人種においても原因と推定される遺伝子が異なることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology
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