研究課題
若手研究(B)
咀嚼機能の変化および回復によって引き起こされる唾液腺の水分泌機能の変化について明らかにすることを目的に検討を行った。本研究において、咀嚼機能低下群でAQP5は顎下線の腺房細胞頂端側、細胞間分泌細管での免疫反応の低下が認められ、発現分布が変化した。咀嚼機能回復により、AQP5の発現が再び認められるようになることが明らかとなった。これらのことより、咀嚼環境は唾液腺の水分泌機能へ影響を及ぼすこと、また咀嚼環境の改善によって水分泌機能は回復することが示唆された。
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