研究課題
若手研究(B)
本研究では、CCL19-CCR7経路が肥満誘導性慢性炎症およびインスリン抵抗性の発症に及ぼす影響を明らかにする目的で、脂肪細胞および肥満・糖尿病モデルマウス、Ccr7遺伝子欠損マウスを用いて、糖脂質代謝や組織中の炎症応答について検討を行った。その結果、脂肪組織中のCCL19産生量の増大には、活性化マクロファージ、樹状細胞等の免疫担当細胞の誘導が関与していることが示され、CCL19-CCR7経路はエネルギー代謝の制御に関与し肥満誘導性慢性炎症、インスリン抵抗性に影響を及ぼす可能性が示唆された。
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Obesity
巻: 23 号: 7 ページ: 1460-1471
10.1002/oby.21127