研究課題/領域番号 |
26861830
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
丸山 貴之 岡山大学, 大学病院, 助教 (30580253)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | がん / 支持療法 / 口腔粘膜炎 / 化学療法 / 有害事象 / 口腔ケア / 動物実験 |
研究成果の概要 |
5-FUにより舌で産生される酸化ストレスに対する、カテキンの予防効果について検討した。ラットを生理食塩水+ワセリン群、5-FU+ワセリン群、5-FU+0.1%カテキン群、5-FU+0.5%カテキン群の4群に分け、5日間、5-FUを腹腔内投与し、ワセリンを舌下面に塗布した。その後、舌下面組織中の8-OHdG陽性細胞率を算出した。 5-FU+ワセリン群は、生理食塩水+ワセリン群と比較して、8-OHdG陽性細胞率が有意に高く、5-FU+0.5%カテキン群は有意に低かった。この結果より、0.5%カテキン配合ワセリンの粘膜への塗布が、酸化ストレスの減少を通して口腔粘膜炎予防に効果があることが示唆された。
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