研究課題/領域番号 |
26861857
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 長崎大学 (2016-2017) 福島県立医科大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
吉田 浩二 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (30722392)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 放射線教育 / 保健師教育 / 放射線不安 / 福島第一原子力発電所事故 / メンタルヘルス / 災害看護 / ストレス処理能力 |
研究成果の概要 |
本研究では、福島第一原子力発電所事故後の福島県内保健師の放射線に関連する住民対応への不安とその関連要因を明らかにすることを目的とした。保健師の269名(62.6%)は不安あり群に、161名(37.4%)は不安なし群に分類された。不安ありの関連要因として、事故時保健師以外の職種(主に学生)であった(OR:2.37、p = 0.007)、放射線に関する不安がある(OR:3.56、p <0.001)、(OR:2.11、p = 0.006)、チェルノブイリ事故後の小児甲状腺癌の増加に関する知識がない(OR:1.69、p = 0.035)ことが示唆された。保健師への放射線に関する知識の定着が求められる。
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