中堅助産師のキャリア開発に関する認識、それに関する影響要因を明らかにすることを目的とした。中堅助産師のキャリア開発の実態・認識とそれに対する影響要因を探索した結果、ワークライフバランスをふまえてキャリア開発を考え、就業機関、経験年数や私生活が影響している。またキャリア開発に向けた継続教育や研修に関する認識にも同様の傾向がみられ、総じてキャリア開発に必要な情報等が十分に認識されている状況とは言えない。中堅助産師がキャリア開発を考える時に、必要な情報を得たり、準備できるような環境・体制の整備が重要であることが考えられた。
|