研究課題/領域番号 |
26861879
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 日本赤十字広島看護大学 |
研究代表者 |
服部 智子 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (60707082)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 透析看護 / 倫理 / 倫理的問題 / 臨床倫理 / 看護 |
研究成果の概要 |
「臨床倫理委員会の設置とその活用に関する指針」の透析施設での活用状況として、活用している施設は28.2%であり、活用していない施設は71.7%であった。活用している施設の施設形態は、一般病院が100%であり、無床の一般診療所は0%であった。 今後、透析施設での看護師が直面する倫理的問題への解決に向けて以下に取り組む必要性が示唆された。①指針を活用した透析施設独自の多職種間話し合い支援システムの構築②看護師への倫理教育。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
透析患者が外来透析治療を受ける施設としては、入院病床のある一般病院と入院病床のないクリニック等の一般診療所とあり、その施設によって倫理的問題への取り組み状況に差があるという現状が明らかになった。 2019年3月初旬に、メディアで大きく報道された透析中止のような事例に対し、看護師がどのように関わる必要があるのかを現状を明らかにしたことから示唆を得ることが出来た。 今後増加が予測される透析中止や透析非導入に関わる上で、更に研究を発展させていく必要性が見出せた。
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