研究課題/領域番号 |
26861958
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 八戸学院大学 (2018) 福島県立医科大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
大崎 瑞恵 八戸学院大学, 健康医療学部, 講師 (70525948)
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研究協力者 |
小林 淳子
森鍵 祐子
清水 健史
村上 眞須美
桑名 美保
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 退院支援 / 専門職連携実践 / Interprofessional Work / 回復期リハビリテーション病棟 / 回復期リハビリテーション |
研究成果の概要 |
質の高い退院支援を行うためには、多職種によるチームアプローチの充実と支援の評価が必要である。そこで、文献検討、回復期リハビリテーション病棟に勤務する専門職(医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、介護福祉士、社会福祉士)への面接調査、病棟から退院した患者および家族への聞き取り調査を行い、回復期リハビリテーション病棟における退院支援の質評価指標の原案を作成した。その後、原案の安定性の確認と内容妥当性の検討のため、面接調査で協力を得た専門職を対象に質問紙調査を行い、項目の精錬を行った。その結果、構造指標27項目、過程指標62項目、成果指標29項目の合計118項目からなる指標案となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで退院支援の評価は看護師の認識や実践により評価されることが多く、患者や家族の視点、医療提供者の視点、資源効率やコストといった社会的福利からの視点など、多方面からの包括的評価方法の確立が必要であった。今回作成した指標案は、多職種や患者・家族の視点を取り入れており、退院支援を包括的に評価することが可能である。また、ドナベディアンモデルを用いて指標案を作成したことにより、各指標項目が推奨事項として活用できることから、支援の質改善にもつながることが期待される。
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